こんにちは、でんです。
突然ですがグッズの定番といえば・・・?
そう!
みんな大好きな「缶バッジ」
お気に入りの缶バッジが出れば痛バをくむために一人で何十個、キャラクターの生誕祭に飾るため何百個とあつめるひとも多くいます。
グッズの数で愛の強さの優劣はつきませんが、お金がかかるのは事実なのですごいなぁと思います。
そんな缶バッジは交換やフリマでもよくみかけるので基本的な梱包は抑えておきましょう。
SNSやフリマサイトで数えきれないほど缶バッジを発送してきた筆者が詳しく教えます!

この記事を書いてる直前にも梱包してきました
- 缶バッジの梱包に必要なもの
- おすすめの梱包材
- 基本的な梱包方法
- 注意点
缶バッジに梱包は必要か?

そもそも缶バッジなんて硬いものに梱包いるの?

もちろんいるよ!
指で触るくらいなら問題ありませんが、表面も傷つきやすく、案外簡単に凹んだりもします。
特にフリマサイトではそのまま封筒に入れて送る人もいるので「それでもいいんだ」と思うこともあるかもしれませんが、きちんと梱包するようにしてくださいね。
梱包に必要なもの

まずは梱包に必要なものを揃えましょう。
すべて100均で手に入れることができます。
OPP・・・缶バッジを入れる、水濡れ防止用のビニール袋。いろいろなサイズがある。
プチプチ(気泡緩衝材)・・・缶バッジを衝撃からまもる。缶バッジ1個に二重分巻ける長さが必要。
マスキングテープ・・・巻きつけたプチプチを固定する
はさみ・・・プチプチやマスキングテープのカットに使う
おすすめの梱包材

いろいろ種類があってどれがいいかわからないなぁ
そんな方におすすめの商品を紹介します!
ぜひこちらを参考にしてみてください。
OPP

ほとんどどれを選んでも同じようなものなのでサイズだけ気にして選んでください。
缶バッジ用は商品名に缶バッジ用OPPと表記があるものから選ぶといいです。
のりもついていることがほとんどなので手間が省けます。
水濡れ防止用は、何個缶バッジを入れるかにもよるのですべて入るサイズを選んでください。
プチプチ(気泡緩衝材)
プチプチにも種類があります。
用途別に使い分けていきましょう。
わかりやすいように商品名にダイソーの商品リンクを貼っておきます。
今後も使う予定があるならコスパもよくどんなサイズにも対応しやすいロールタイプがおすすめです。


わたしはよく使うので100均ではなくホームセンターで大きいロールを買ってます
マスキングテープ

柄やカラーも豊富でいろいろありますが、中にはすぐはがれてくるハズレのものも・・・
粘着力のしっかりしたものであれば柄のない無地の日本製のものを買うことをおすすめします。
海外製のものはわりとはがれやすいものが多いので注意してください。(全部というわけではないです)
ダイソーなら無地の大容量マスキングテープがしっかりしているので間違いありません。
ちなみにDIYコーナーの塗装用マスキングテープでも同じような粘着力があります。

はさみは切れたらなんでもOKです!
基本的な梱包
①缶バッジサイズのOPPに入れる
OPPに入れず缶バッジに直接プチプチをまくのはNGです。

②プチプチを缶バッジのサイズより少しだけ大きめにカットする。
このとき2重に巻けるくらいの長さを用意しましょう。
足りなければ1重分×2枚でも大丈夫です。
③缶バッジにプチプチをまきつける
基本的に凹凸どちらを使っても強度的には問題ありません。
ですが、跡がつきやすいもの、ついたら困るものの場合は凹凸のない平らな面を品物の表面に合わせるようにしましょう。


「凹凸面が外側でマスキングが貼りにくい」というときは次の方法も有効です。
- プチプチ1重分を2枚用意する(このとき1枚だけちょっと気持ち長めに切っておくと〇)
- 最初に短いほうのプチプチを凹凸を外側にして1重巻きつける
- 次に長いほうのプチプチを凹凸を内側にして巻きつける
④あいている2か所をとめるようにマスキングテープで固定する


このときやっておくと好印象になるポイントも教えちゃいます!
それはマスキングテープの先を少し折ることです。
・・・それだけ?と思ったあなた。
それだけなんです。

折った部分はマスキングをはがすときにそこを持って簡単にはがすことができます。
全部くっついているとはがすときに端を爪先でカリカリカリカリ…受け取った側からすると地味に煩わしい作業です。
なのでこれがしてあると「お!気の利く人だな」と感じます。
⑤最後にOPPに入れる【完成!】


ねえ、OPPって2回入れる必要あるの?

ん~、なくても大丈夫だけど1回目は「缶バッジの保護」、2回目は「水濡れ防止」ってイメージかな。
1回目のOPPは必ずしてね!
注意点
次はトラブルにならないよう気をつけてほしいことを紹介します。
特に1番目は取り返しがつかなくなる可能性もあるので気をつけてくださいね。
普通郵便でおくるときは必ず定形外郵便になるようにする
普通郵便で送る場合厚みが1cm以内に収まってしまうと、定型郵便となります。
定型郵便の場合、「郵便番号自動読取区分機」という機械で仕分けされた際に機械のローラーで圧力をかけられ折れたり凹んだりすることがあります。
封筒に加圧厳禁と記載しても定型郵便のサイズに収まると意味がないです。
配達員さんには気をつけてもらえるかもしれませんが・・・。
●定型郵便に該当するサイズ
重さ | 縦の長さ | 横の長さ | 厚み |
---|---|---|---|
50g以内 | 14cm~23.5cm | 9cm~12cm | 1cm以内 |
このサイズ以上になるようにとにかく厚みを1cm以上に!
必ず定形外になるようにしましょう。
安く済ませたいからといってトラブルになってしまったら元も子もありません。
定形外と数十円の差なので最初から安全な方法で発送しましょう。
実際に凹んだ事例もたくさんSNSであがっています。
⚠️注意喚起⚠️
— イガ取引垢 (@igaaaaa_b) June 16, 2025
缶バッジ等は必ず”定形外郵便”で送ってください
缶バッジを緩衝材1重で梱包してる方、定形郵便(110円)で送ろうとしてる方、絶対にやめてください
こちらにとっては大切なお品物です
定形郵便は仕分けの際に必ず機械で行う為折れます(画像参照)
※郵便局に問い合わせ済み
続きます pic.twitter.com/VSYRrcUj8u
ただし定形外でも機械に通されるなど郵便局によって判断基準が違うようなコメントも見受けられます。
機械による破損を確実になくしたければクリックポストや他の発送方法も検討してみてください。
複数あってもひとつひとつ梱包する
何個も梱包するときはひとつひとつ別々に梱包しましょう。
間違ってもそのまま缶バッジを重ねて梱包はしないように気をつけてくださいね。
梱包した缶バッジは封筒の中で動いたりずれて他の缶バッジに重なったりしないように固定もしておきましょう。
缶バッジを並べてテープを貼って固定するのでもいいですし、折れないような厚紙などに貼り付ける方法でもかまいません。
厚みのないプチプチは使わない
プチプチによっては空気が少なく厚みが薄く感じるようなものもあります。
そういったプチプチは緩衝材としての機能が劣るのであまり使わないようしてください。
もしくは厚みが出るまで巻くようにしてください。
空気の入っているところがべこべこだったりぺちゃんこだったら捨てておきましょう。
まとめ
◆梱包材に必要なもの(すべて100均で揃えることができます)
- 缶バッジ保護用と水濡れ防止用のOPP
- プチプチ
- マスキングテープ
- はさみ
おすすめの梱包材は、マスキングテープは無地の日本製(ダイソー商品名は「大容量マスキングテープ」)
OPP袋はサイズだけ気にして選べばOKです。
プチプチはシートタイプ、ロールタイプ、袋タイプがありますが今後も使うならロールタイプがおすすめです。
ホームセンターや通販で大きなものが売っています。
◆基本的な梱包方法
缶バッジサイズのOPPに入れる
↓
プチプチを缶バッジのサイズより少しだけ大きめにカットする。
(2重に巻けるくらいの長さまたは1重分×2枚)
↓
缶バッジにプチプチをまきつける
(プチプチの跡がついたら困るものの場合は凹凸のない平らな面を品物の表面に合わせるようにする)
↓
あいている2か所をとめるようにマスキングテープで固定する
↓
OPPに入れる
マスキングテープは片方を折ってあげるとはがすとき楽なので時間があればひと手間加えておきましょう。
◆注意点
・普通郵便でおくるときは必ず定形外郵便になるようにする
→定型郵便だと仕分けの機械で缶バッジが凹むこともある。必ず厚み1cm以上になるように梱包すること!
・複数あってもひとつひとつ梱包する
→重ねて梱包はNG。封筒の中で動かないように缶バッジ同士を並べてテープで固定したり厚紙に貼り付けよう
・厚みのないプチプチはつかわない
→緩衝材としての機能が劣っているので基本的には使わず処分する
壊れたり無くなったりすると困るときは追跡や保証もつけておくと安心できるかもしれません。
臨機応変に対応できるようにしておきましょう!