こんにちは、でんです。
届く予定の郵便がいつまでたっても届かない・・・
なぜ?どうしたらいい?と焦ってしまいますよね。
待つだけでなく自分でできることもありますので心配な方は対処できるように知っておきましょう。
この記事で郵便が届かない時の対処方法や原因をお伝えします。
郵便が届かない場合の対処方法
送った郵便の種類で追跡番号がついているかや条件などもかわります。
まずは送った郵便がどれに当てはまるのか確認しましょう。
郵便の種類 | 追跡の有無 | 土日祝配達 | 配達方法 |
---|---|---|---|
手紙・はがき | × | × | 投函 |
ゆうパック | ○ | ○ | 対面 |
レターパックプラス | ○ | ○ | 対面 |
レターパックライト | ○ | ○ | 投函 |
クリックポスト | ○ | ○ | 投函 |
ゆうパケット | ○ | ○ | 投函 |
ゆうメール | × | × | 投函 |
スマートレター | × | × | 投函 |
※第三種・第四種郵便物、レタックス、国際郵便、e発送サービスは記載していません。
おおよそ発送してから2~3日後に届くのが目安となります。
しかし1週間待っても届かない、同居人も受け取っていない、不在通知もないというときは次の対応に進みましょう。
追跡番号ありの郵便
追跡番号がある場合はまず日本郵便の郵便追跡サービスで調べます。
郵便が今どのような状態か確認できます。
「保管中」「持ち出し中」などのステータスが表示されます。
この表示が動いていれば郵便は移動中なのでもう少しまってみましょう。
追跡の情報が動かず待っていても解決しない場合は日本郵便の調査制度を使います。
調査制度については次の項目で詳しく説明します。
追跡番号なしの郵便
追跡番号のない郵便の場合は日本郵便の調査制度を使います。
調査制度は、最寄りの郵便局に依頼し郵便物などの流れに沿って関係する郵便局や通った経路を調査し結果を報告してくれる制度です。
誰でも無料で使うことができます。
国内から国内に送った郵便物であればWEBからも申し込みができます。
●調査依頼に必要な情報
WEBからの場合は申し込み画面に沿って必要な情報を入力してください。
郵便局で申し込む場合はスタッフの人に尋ねて指示されたように対応しましょう。
WEBから申し込みしたときは郵便物等調査状況のご照会で確認できます
登録時の調査受付番号とパスワードが必要です。
※パスワードは再発行されないので忘れないようにしましょう。
調査制度は他のトラブルにも使える

調査制度は郵便が届かないこと以外のトラブルでも使うことができるよ
今後なにかあったときのために頭の隅にでも置いておくとよいですね。
個人ができるのはここまでが限界です。
あとは連絡がくるのを待ちましょう。
届かない原因は?

郵便が届かない理由として差出人、受取人、郵便局、その他といったそれぞれのトラブルが考えられます。
「差出人」
宛名を書き間違える
郵便物の不備で差し戻し(規格外サイズや料金不足)
「受取人」
引っ越し、または住所更新をしていない
不在通知を受け取っていることに気づいていない
家族や同居人が受け取っていた
「郵便局」
郵便物の紛失
違う住所に配達(誤配)
「その他」
天候や交通の事情で運送、配達がとまったり遅れたりしている
いろいろな状況が想定されるので、調査制度を依頼する前に一度思い当たるところがないか思い返してみてください。
補償について
もし届かないままになってしまってもオプションをつけていない限り補償はありません。
下記サービスは、万一事故があっても損害賠償の対象となりませんのでご注意ください。
・郵便物(手紙)で書留または代金引換としないもの
郵便物等の損害賠償制度
・郵便物(はがき)で書留としないもの
・レターパック
・ゆうメールで書留または代金引換としないもの
・ゆうパケット
補償をつけて発送したい場合は書留、ゆうパックはセキュリティサービスを使いましょう。
トラブルを未然に防ぐ3選
郵便のトラブルが起こると解決するにも時間がかかり、最悪の場合なくなった郵便がもどってこないこともあります。
そのためトラブルが起こらないように先に対策することも大切です。
宛先を間違えない
手書きの場合は郵便番号、住所、名前に違いがないか必ず確認しましょう。
読み間違えやすい文字にも気をつけましょう。
例えば数字の「1」とローマ数字の「Ⅰ」、大文字のアイ「I」と小文字のエル「l」などは似たような見た目になり間違えられやすいです。
なるべく丁寧に誰でも読める字で書くよう心掛けましょう。
追跡サービスの活用
追跡番号があるかないかでは探しやすさもまったく変わります。
もしトラブルがおこっても見つけやすくなる追跡のある郵送か追跡サービスのオプションを追加しましょう。
追跡のある郵送方法
もともと追跡サービスのついている郵送を使えばオプションで追加料金を支払ったりせずに済みます。
以下の5つには追跡がついています。
- ゆうパケット ・・・250円~360円(サイズによって変わる)
- クリックポスト ・・・全国一律185円
- レターパックプラス・・・全国一律600円
- レターパックライト・・・全国一律430円
- ゆうパック ・・・サイズや配達距離によって変わる
サイズや用途によって使える範囲が変わるため適したものを選びましょう。
より詳しく知りたいときは日本郵便の郵便・荷物サービス一覧を確認してください。
追跡のオプション
追跡のオプションは書留と特定記録の2種類があります。
書留
3種類あり、郵送物の種類で利用料金がかわりますので下の表でチェックしましょう
手紙やはがき
- 一般書留・・・基本料金に+480円
- 現金書留・・・基本料金に+480円(現金を送付する場合専用の書留)
- 簡易書留・・・基本料金に+350円(引き受けと配達のみの記録)
ゆうメール
- 一般書留・・・基本運賃に+420円
- 簡易書留・・・基本運賃に+350円
書留は追跡にくわえて補償もついています。
損害要償額や追加料金での上限など、より詳細については日本郵便の書留からご確認ください。
特定記録
郵便を出した引き受けの記録を残せます。
万一事故があっても損害賠償はありません。
手紙・はがき・・・基本料金に+210円
ゆうメール・・・基本運賃に+160円

どちらも郵便局に備え付けの「書留・特定記録郵便物等差出票」を記入し窓口で支払いをすませばOK
窓口から発送する
ポスト投函は便利ですが記録が残らないのでトラブルがあった時に情報が少なくなります。
なるべく郵便局の窓口から送ることが望ましいです。
窓口で支払いをすませると領収書を受け取ります。
送った郵便が無事に届くまで捨てないように保管しておきましょう。
どうしても窓口に行けずポストから送るときはどのポストに投函したか、投函する郵便物のサイズや切手金額不足はないかしっかり確認しておきましょう。
まとめ
郵便物が届かないときの対処法
・追跡番号あり:郵便追跡サービス→解決しなければ調査制度
・追跡番号なし:調査制度
調査制度は最寄りの郵便局窓口か、国内から国内へ送った郵便であればWEBでも申し込み可能
調査制度は郵便物が『届かない、中身がなくなっていた、開封されていた、届くまでかなり時間がかかった』という内容でも依頼できる。
届かない原因
- 差出人が原因・・・住所間違い、サイズや料金不足による差し戻し
- 受取人が原因・・・引っ越しや住所更新忘、不在通知に気づいてない、家族や同居人が受け取っている
- 郵便局が原因・・・紛失、誤配
- その他の原因・・・天候、交通の状況の悪化による対応遅れ
補償の有無
基本補償はない
つけたいときはオプションで書留かセキュリティサービス(ゆうパックのみ)をつける
未然に防ぐ方法
・宛先を間違えない
送る前に郵便番号住所名前をしっかり確認する
手書きの場合は丁寧に書く
・追跡のある方法で送る
追跡のついている郵送方法はゆうパケット、クリックポスト、レターパック、ゆうパック
追跡サービスのオプションは書留(現金、一般、簡易)と特定記録がある
・窓口から送る
記録を残すためなるべくポスト投函より郵便局の窓口から送る
支払い時に受け取る領収書は郵便が届くまで捨てずに保管しておく
郵便事故がおこってしまったときは焦らず対応しましょう。
調査制度をつかっても必ず良い結果になるわけではないので未然に防ぐのが一番です。
追跡や保証のあるもので送るように意識していきましょう。